織田信長の名言集

『織田信長』はこんな人

織田信長は、桶狭間の戦いで今川義元を討ち取り、天下統一を目指した戦国武将です。楽市楽座などの経済政策、鉄砲の三段撃ちや鉄甲船といった革新的なアイデアで、あたらしい時代を切り拓きました。実用的でわかりやすく、力強い名言を多く残しています。

織田信長のイラスト

必死に生きてこそ、生涯は光を放つ

いつもビシッとした身なりで、規律正しく、緊張感と独特のオーラをまとった存在。それでいて、つねに結果を出し続ける先輩や上司。こんな人が身近にいたら、ちょっと憧れてしまいませんか?
テレビドラマ、映画、小説、ゲームでも人気の織田信長はそんな人物です。

変革を必要としていた時代に、キラ星のように現れた信長は、変化を嫌うものたちに疎(うと)んじられました。苦難の連続をものともせず、信念を持ち続けて、天下統一の実現にまい進した英雄の言葉は、400年以上あとの世に生きる私たちにも、勇気や活力を与えてくれます。

パワーワード多め。織田信長の名言からは、強烈なパーソナリティを感じます。

サクッと読める短い名言

織田信長
織田信長の顔イラスト

必死ひっしに生いきてこそ、生涯しょうがいは光ひかりを放はなつ。

”全力であがいて生きた人生こそ美しい” という意味です。
信長包囲網とか、寄ってたかって嫌がらせをされています。それも3回も。まわり全部が敵だらけになっても、決して諦めませんでした。

織田信長
織田信長の顔イラスト

攻撃こうげきを一点いってんに集約しゅうやくせよ。無駄むだな事ことはするな。

”やるべきことに集中しろ” という意味です。
信長らしい考え方が表れている言葉です。あれこれ手をひろげると、それぞれに労力がかかります。最優先すべきこと以外は無駄なのです。

織田信長
織田信長の顔イラスト

臆病者おくびょうものの目めには、敵てきは常つねに大軍たいぐんに見みえる。

”びびってるから相手が強そうに見えてる” という意味です。
桶狭間の戦いで、信長は自軍の10倍近い今川義元の大軍をやぶりました。びびっていなくても大軍は大軍ですが、怖いと思わなければなんとかなるのでしょうか。

織田信長
織田信長の顔イラスト

器用きようというのは他人たにんの思惑おもわくの逆ぎゃくをする者ものだ。

”他人の考えを超えてくるアイデアを出せ” という意味です。
相手が予想しているのと違った方法で、それを上回る結果を出せると、大きなインパクトを与えることができます。

グッとくる深い名言

織田信長
織田信長の顔イラスト

理想りそうを掲かかげ、信念しんねんをもって生いきよ。理想りそう・信念しんねんを無なくしたものは、戦たたかう前まえから負まけている。そのような者ものは死人しにんと同おなじ。

”理想や信念がなければ生きている甲斐もない” という意味です。
この場合、理想や信念とは、高い目標を指します。せっかくの人生、チャレンジをしなくてどうする!生きているんだろ!?天下統一に挑んだ信長からの、ちから強いメッセージです。

織田信長
織田信長の顔イラスト

生うまれながらに才能さいのうのある者ものは、それを頼たのんで鍛錬たんれんを怠おこたる、自惚うぬぼれる。しかし、生うまれつきの才能さいのうがない者ものは、何なんとか技術ぎじゅつを身みにつけようと日々ひび努力どりょくする。心構こころがまえがまるで違ちがう。これが大事だいじだ。

”生まれつきの才能よりも、なんとかしようというハングリーさが大事” という意味です。
もともと頭が良い信長も、探求や鍛錬を欠かしませんでした。持って生まれた能力よりも、必死に努力して身につけた技術は、はるかに価値があります。

ビジネスに使える名言

織田信長
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仕事しごとは探さがしてやるものだ。自分じぶんが創つくり出だすものだ。与あたえられた仕事しごとだけをやるのは雑兵ぞうひょうだ。

”お前はアルバイトか?自分から動いて仕事をしろ” という意味です。
実際に、父の代から織田氏に仕える佐久間信盛を、自発的に仕事をしないという理由で解雇しています。現代社会にも通じるものがあります。

織田信長
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戦いくさに勝まさるかどうかと兵力へいりょくは必かならずしも比例ひれいしない。比例ひれいするかそうでないかは戦術せんじゅつ、つまり自身じしんにかかっているのだ。

”やり方によっては強い相手にも勝てる” という意味です。
桶狭間の奇跡的な勝利は、今川軍が丘陵地(きゅうりょうち)で休憩したところをねらった作戦勝ちでした。フットワークの軽さや連帯感、アイデア次第では、ベンチャー企業が大企業にワンパン入れることも可能です。

織田信長
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組織そしきに貢献こうけんしてくれるのは優秀ゆうしゅうな者ものよりも、能力のうりょくは並なみの上じょうだが忠実ちゅうじつな者ものの方ほうだ。

”組織に忠実な人のほうが有難い” という意味です。
能力・実力主義で知られる信長にしては、少し意外な言葉です。優秀な人材だけに頼ってはいけない、コツコツやってくれている人こそ、日頃から組織を支えているんだというのを、上長たちに伝えたかったのではないでしょうか。

織田信長の辞世の句

織田信長オリジナルの辞世の句はありません。本能寺の変で死を覚悟した信長が、最後に大好きだった幸若舞の『敦盛(あつもり)』を舞ったといいます。その一節が、織田信長の辞世の句として伝わっています。

織田信長
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人間五十年じんかんごじゅうねん 下天げてんのうちを比くらぶれば 夢幻ゆめまぼろしの如ごとくなり 一度ひとたび生しょうを得えて 滅めっせぬもののあるべきか

”人の世の50年は、天界の時間と比べたら夢や幻のように儚(はかな)い。この世に生まれ、滅びないものなどない。”

織田信長は、この敦盛(あつもり)を桶狭間の戦いの前にも舞っており、死地に赴(おもむ)くかもしれない自分を引き締め、奮い立たせていたのかもしれません。

織田信長のイラスト
織田信長のハナシを読む

織田信長は、現在の愛知県西部にあたる尾張国の武将・大名です。桶狭間の戦いで今川義元の大軍をわずかな兵力で打ち破り、歴史の表舞台に鮮烈なデビューを飾ります。尾張一国から次第に勢力を拡大していき、天下統一まであと少しというところで家臣の明智光秀の謀反に遭い、燃えさかる本能寺で自刃しました。享年49。

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